第7回オンラインセミナー「外国籍介護人材がイキイキ働くための介護の日本語指導とは」を6月8日(土)に開催致します!(協力:株式会社凡人社)

少子高齢化が進む中、介護分野は特に人材不足のため、日本政府は様々な政策を打ち出し、外国籍介護人材の受け入れを推進しています。介護に携わる外国人の受け入れの仕組みは4つございます。詳細は下記URLよりご確認下さい。

https://x.gd/GGifU

他方、それに伴い「介護の日本語」を指導できる日本語教師の需要が年々高まっています。特に地方では日本語学校や日本語教師が少ないのでオンラインによる介護の日本語の教育が広まっています。

日本語教師に介護の専門知識は必要ではありませんが、介護現場を理解する姿勢や分からないことが出てきたら調べて、正しく理解しておくことは求められます。特に介護の言葉は、明治時代の看護学から伝わったものが多く、「咀嚼(そしゃく)」「嚥下(えんげ)」など、難しい漢語が多い一方で、介護利用者やその家族との会話では、「かむ」「のみこむ」という日常語を使用します。したがって、外国籍の介護職員に対しては介護の日本語を学ぶ負担を軽減する工夫が日本語教師には必要です。

また、介護現場で働く外国人は施設(上司)に対して、本音を言えないことがよくあります。一方、施設側はかなりのコストを投じて採用、教育を行っていますので1日でも早く戦力になってほしいと願っています。そこで日本語教師がハブになって、学習者である外国人材と学習させたい施設を「つなぐ」という役割を担うことが期待されます。

介護という拡大成長分野において、日本語教師の存在感は益々増してまいります。将来を見据え、これまでのご経験に加え、介護分野での指導法もマスターすることで、日本語教師として活動領域を広げてみませんか? 

昨年9月、当機構主催のセミナー、ワークショップにおきまして講師を務めていただきました「サタラボ」を主宰する小山暁子氏が提唱されている「日本語教師のプロとして絶え間なく腕を磨き、稼げる・自立できる日本語教師、目指すは、その名も行列のできる日本語教師」を目指してみませんか?

今回のセミナーは、日本語教師の皆様に新たなチャレンジをご提案する内容となっております。セミナーの詳細は下記URLよりご確認いただきたいと存じます。

https://x.gd/7wJ2t

また、是非ご覧いただきたい動画がございます。介護・医療施設を運営するのぞみグループ(長野県小諸市)の教育現場の様子や2022年3月、全国で初めて技能実習生から介護福祉士の資格を取得したインドネシア国籍の女性、デヴィアングライニさんが「ケアハウスのぞみ」でイキイキとお仕事をされている様子をご視聴できる動画です。

■コミュニティテレビこもろ(9分30秒)

■NBS長野放送(10分)

資料、動画をご覧いただき、ご興味のある方は、資料掲載のURLよりお申込みいただきますようお願い致します。お申込み締切日は、6月6日(木)に設定しておりますが、定員に達した時点で募集を終了させていただきます。